SSブログ

「初下降!!芦生の森を下る」 [アウトドア]


(スタート直後に続く森のトンネル)

(ナメ滝を滑り落ちる私、あんまりカッコえー写真が撮れてないのね)
 ようやく忙しい夏を終え、事務仕事やその他雑務に負われつつも多少の自由時間をもてる時期になり、かねてからの念願のコース、「芦生の森の源流から、原生林を抜けて芦生の集落まで」を下ってきました。
 トレッキングのコースで有名な芦生の森(由良川源流域)の森林軌道(トロッコ道)の終点(七瀬)から、作業道のある中山(上谷、下谷の出合)までの9キロの間は、人工物が一切無いまさに手つかずの原生林で、川沿いには栃やミズナラの大木、また斜面を見上げるとブナの大木が多数、深い渓谷の中には大小多くの滝が連続している。
 近年、川下りの世界では、沢登をするような滝だらけの渓谷(クリークと言う)を増水している時に下るのが一部のマニアに流行っていて、有名なところでは黒部川の上の廊下や下の廊下も既に何組かのチームが達成している。そんな流行の中、とくに誰も行っていない谷を始めて行くことをファーストディセンド(初下降)と言って、(かつてのロッククライミングの全盛期に争われた「初登攀」みたいなもんですね)多くのマニア達が価値を感じて、いろんな川、谷に狙いを定めている。で、僕としてはあんまり死にそうなところをファーストディセンドしたいとは思わないのだけど、もっとも身近な芦生の源流だけは是非とも自分たちでやっておきたいなーとの思いがあったのだ。
先週末にイベントでヘルプに来てもらったガイド仲間がたまたま居合わせて、日曜の晩にまとまった雨が降ったので急遽決行した。このチャンスを逃すわけにはいかない!!
そうして、カヤックの運び込みも上手くいき、スタート地点からのしばらくの森のトンネルのような緩やかな流れに感動し、次第に険しく落下する流れに歓喜しながら、時おり巨大な倒木に行く手を阻まれつつもくぐり抜け、数箇所の大滝も気持ちよく落ち、記念のビデオ撮影もして、痛い思いはほとんど無く、無事に下りきりました。
 今年の念願のひとつがかなって幸せな気分でまた一杯(いや、いっっぱい!)やってしまいましたとさ。
メンバー:松永和也、藤原道弘(兄弟ちゃうで)、藤原ほまる、計3名でした。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。